盛夏の候、いかがお過ごしでしょうか。
7月中旬で連日35度前後の暑さ、今年の夏はどうなるのでしょうか。
十分な睡眠、喉が渇く前に水分を取り、熱中症に気を付けたいと思います。
龍泉窯の青磁花生です。
写真が横向きですいません。
中国龍泉窯で焼かれた花生、オリジナルは南宋時代ですが、こちらの作品は民から清あたりでしょうか。
有名な物としては大阪府和泉市久保惣記念美術館にあります青磁鳳凰耳花生(銘:万声)が国宝になっております。
中国の青磁は鎌倉~室町時代~江戸時代にかけて唐物茶道具として中国(元、民、清)から輸入され、茶人の間で大変珍重されました。
一部の青磁のうち、粉青色の上手の物を砧青磁と呼び、特に珍重されました。
こちらのお品物は高さ30センチと大きめで、釉薬もたっぷりと厚めに掛けられている、宋の写しとしては上手だと思います。箱も志那箱がいいですね。
こういったお品物をお譲り頂けるの本当に幸せです。冥利に尽きます。
しっかりと丁寧に時間をかけ、次の大事にして下さる方にお譲りしたいと思います。
国立堂では掛軸・絵画・陶磁器・茶道具・中国美術・刀剣・西洋アンティークなど、幅広いジャンルのお品物をお取り扱いいたします。
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